満開の桜の木々に囲まれた一つの屋敷…その中庭で一人の人物が植物の世話をしている…。

「ふむ、丹精込めて育てたヤツじゃが…今回は無事に収穫できそうじゃわい…」
(そう言いつつ、鉢植えの一つに嬉しそうに目をやる老人…)
「…おや?…これはこれは、お客様とは珍しい」
(続けて他の鉢植えの花に水をやっていた好々爺は、こちらに気付くとニコニコと振り返る…)
「ようこそ、櫻の杜へ…(わたくし)、庭園管理兼、水先案内人を勤めさせて頂いておりますシャロンと申します。どうぞ、お見知り置きくださいませ…」
(そう言うと、意外に優雅な動作でシャロンはこちらに向かって一礼した)
「なお、現在当方は改装中につき、少々お見苦しい点などあると思いますが…何卒、ご理解下さると幸いです。
 …さて、お客様はどちらへ参られますのかな?」



メニュー

図書室
「我らが主、天凱家の方や、その周囲の方々が織り成した物語を保管してございます。ただ雇った作家が少々遅筆でしてのぉ…」
美術館
「天凱家の方や、その周囲の方々を写した写真が保存されております…ただ、頂き物ばかりというのが少々心苦しいですかな…」
伝言板
「名の通りにございます。ただ、伝言はココの主たる天凱家の方々ではなく、図書室に篭っております作家宛てばかりですがな」
資料室
「こちらは…天凱家の方々や、我々のような天凱家に御仕えする者などの資料をまとめられておりますです…。
御恥ずかしながら、ココの資料には私のことも載っております…ハイ(そう言うと、照れくさそうにシャロンは頭を撫でた)」
遊歩道
「こちらを通って、他所の方々の所へと直接向かうことが出来ます…もし行かれるのでしたら、道中、お気をつけて…」

玄関口へ
「おや、お戻りになられますか?…では、またのお越しをお待ちしております…」


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